倉敷の地下足袋スニーカー
2017年 11月 11日
本日も晴天なり。
「陸王」ブームにあやかって、地元岡山で今ちょっと注目されいる地下足袋制作会社がある。
実家から車で10分ちょい。「丸五」の本社と工場が実家のすぐ近く、倉敷市茶屋町にある。
「丸五」さんは創業約100年の歴史を持つ地下足袋メーカー。まさにドラマ「陸王」に出てくる「こはぜ屋」を想像させる。
時代の流れに合わせて、今では安全靴や長靴、トレーニングシューズなどの品揃えが充実している。
実家に帰ってる時、地下足袋スニーカーに興味があったので、「そちらの工場で販売もしていますか?」と電話で尋ねたら、サンプルの展示スペースがあって、合うサイズの在庫があったら販売もしてくれるという。「じゃあ今から伺いますのでお願い致します!」
早速父親と行ってみる。
父は昔からこの会社の存在を知っていた。
営業終了時間直前だったけど、快く受け付けてもらえた。
電話で応対してくれたらしき若い女性が案内してくれた。
できて一年らしい。
Vibramが5本指なのに対してこちらは親指とその他の指で地下足袋スタイルそのもの。
5本指がそれぞれ独立しているよりこの組み合わせの方がしっかり力が伝わるとも言われている。
土踏まずができるように、足に外反母趾から守るように微妙なアーチも入って立体的に仕上がっている。
アッパーはホールガーメント と呼ばれる機械で継ぎ目なく立体的に編み上げる製法で出来ており、そういった技術にもそそられる
このシューズが欲しかったんだ。
1cmきざみしかないので27cmを購入させていただいた。
子供用の地下足袋「ニンタビ(忍足袋)」は足の育成に良い影響を与えそうだ。
今日までにドラマさながらの苦難も乗り越えて来たのかもしれないなんて勝手に想像してしまう。
地元産業にも貢献できて、良い買い物ができたなあと思う。
履き心地が新鮮で心地よく、足元から健康になれそうな感じがする!
頑張れ地元産業!!
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nigo1188 at 2017-11-13 19:38
歴史のある物作り屋さんは、頑なに変化を嫌うと思われがちですが、きっと、その時代に寄り添う物作りもされたからこそ、今もその信念を語り、作り続ける事ができるんだと思います^_^
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oyakata58 at 2017-11-13 22:50
> nigo1188さん、どーもです。
地下足袋って鳶さんの印象しかなく、衰退の産業かなーって勝手に思っていたのですが、ここは挑戦の繰り返しでむしろ施設の拡大をしているくらい、柔軟に時代を捉えている会社のようでした。そんな才能のある経営者の元で日本の芸能や伝統が守らていくのですねえ。
地下足袋って鳶さんの印象しかなく、衰退の産業かなーって勝手に思っていたのですが、ここは挑戦の繰り返しでむしろ施設の拡大をしているくらい、柔軟に時代を捉えている会社のようでした。そんな才能のある経営者の元で日本の芸能や伝統が守らていくのですねえ。
by oyakata58
| 2017-11-11 17:49
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