新緑浴エンターテイメント
2010年 04月 17日
朝積もっていた雪も午前中でほぼ融けて、お昼前から晴れてきたので子供達とお散歩へ。
多分、都会に住んでいると「季節の変化」って気温とか服装とかくらいでしか、そんなに感じなれないのかもしれないが、
自然に囲まれていると、散歩するたびに、自転車で走るたびに、目に飛び込んで来るいつも見慣れているはずの景色が変化していくのがよく分かる。
季節の移り変わりを五感全部で感じる。
だから同じコースを散歩していても、毎回景色が変わるので本当に飽きないし楽しいのだ。
いい環境の近くに住んでいるなあとつくづく思う。
※デジタルカメラの機能に含まれるアートフィルターのPOPアートで撮っているので色調がビビッド気味なのだ。
近所の公園がオープンしてから、いつもの散歩道を若い人や見知らぬ人が沢山歩くようになった。
すれ違う人が程よく多くて、挨拶とか交わして楽しい。
カイトやコナツが率先して、すれ違う人に「こんにちわー」と言うので、相手もにこやかに返してくれる。
ときおり会話も生まれて、日常のスパイスになる。
カイトが蹴っていたボールが向かいから来るすれ違う女子二人組み(上の写真)の足元に転がり、ボールを奪われる。
私はその女子に「ナイスカット!」というと、その女子は笑いながらドリブルをしてカイトをかわす。
最後はカイトに軽く蹴ってパス。
その女子二人組は「なんだか楽しいね~」といいながら去っていった。
カイトが一人で手を洗いに行くと言って離れたら、戻ってくるとき私が見えないのでちょっと迷子になったらしく、大声で私を呼んでいる。
「こっちー」と大声を出してみるも、カイトは泣きながら呼んでいるので私の声が聞こえないらしい。
私は一瞬コナツを置いてカイトの方へ走って行ったら、さっき広場ですれ違ったサッカーの練習をしていた小学校高学年のお兄ちゃんたち3人が、カイトを連れて、一緒に私を探すのを手伝ってくれていた。
「あれがパパか?、もう大丈夫だね」と言って去ろうとしていた。
わたしは大きな声で「ありがとー」と言った。
カイトも「ありがとう」と言っていた。
親切に対応してくれた小学生に感謝。その子の親にも尊敬の念をもってしまう。
カイトにもいつかこんなお兄ちゃん見たいな子になってもらいたいなあ。
一方で、一瞬一人にされたコナツは階段で転んでいたらしく、
そこに通りがかったおばちゃんに助けられ、
ニコニコしながら膝やコートについた土を払ってもらっていた。
ほっとかれたコナツは半べそ・・・
またそのおばちゃんにも感謝。
新緑も芽吹き、暖かくなり、みんなの気持ちも高ぶりだして、
この時期は特に、積極的なコミュニケーションが生まれやすくなっているのかもしれない。
いろんな発見があって、いろんな色があって、会話があって、運動にもなって、
この季節、自然散策路の散歩は日常のエンターテイメントだ。
by oyakata58
| 2010-04-17 20:33
| 何気ない日常
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