湖畔でカヌー&キャンプ⑤ 完



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予定の食材は不幸にもネコに持って行かれてしまったが(私が悪い)、

ホットサンドの具材になるものを、シューちゃんがいろいろともっていることが分かって何とかなった。

シューマイにギョーザにウィンナーにとろけるチーズに、私が準備してたものより贅沢じゃん!!

さすがだなあ











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いろいろと挟んで、とっても美味しいのができた。











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アメリカ出張に行った時に出国で厳重注意(缶に入ってるけど液体には違いないので)を受けながらも機内手荷物で辛うじて持って帰ることができたクラムチャウダーを食す。

相当苦労して持って帰ったなんてエピソードは説明しなければ知る由もなく・・・・

とりあえず本場アメリカの香りがした!!!












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カメムシの子供がテントに遊びに来てくれた。

デザインがちょっと人面みたいで可愛らしい。











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子供でも臭い匂いを出すのかなぁ〜

今はこんな感じで可愛いけど、大人になると背中のデザインが大きく変化するのだ。









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犬の散歩のお姉さんが今朝もやって来て、再びご挨拶。

「昨夜さあ、びっくりするほど騒がしかったでしょ~、遅い時間まで〜、山荘まで聞こえて来たよ~」

「ああ、確かに。私はテントに入っていたのですが、誰かがブチ切れてくれて最終的にはほぼ静かになりましたよ 笑」










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たわいもない話をしながら、クローズしてる季節にここに来るキャンパーの話とかを聞いて面白かった。

雪の中、テントを張っている人がいて「どうやって来たの?」って聞いたら『車高の高い四駆だから問題なく来れちゃいました!』っていってて驚いたそうだ

除雪車も入らないような林道なのにね~ って。

ちなみにここのキャンプ場は10月末で閉まる。
トイレも施錠され、水も止まる。

設置されてる水道の水はもともと飲み水ではないのが珍しい。





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せっかくなのでもうちょっとカヌー。

コナツが「一人で漕いでみたいーっ」と言って出て行った。
たくましく成長しているなあ〜










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シューちゃんもようやくカヌーに乗る時間ができて娘さんと2人で漕いだりしながら、お昼前まで目一杯この空間を楽しんだ。
(対岸がテントサイトで、こちらは野生動物の水飲み場)



その間、私はコナツと湖の周りの散歩を楽しみながら、名残惜しむようにしっかりと遊びの仕上げにとりかかった。









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さあ来たときよりも美しく片づけて帰りましょ~

誰かが作った焚き火の直火跡に雑草を土ごと移植したいくらいだった。




今回初カヌー体験をした青年ともお別れのご挨拶。

聞くとこの周辺の市に住んでいる人だった。

「自分も本気でカヌーを買おうと思いました。とりあえずネットやお店で探してみます!、またどこかであったらよろしくお願いします!」って。

「こちらこそ、楽しい出会いと思い出をありがとうございました」

何度もお礼を言ってくれながら彼はお友達と先に帰って行った。

















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ガダバウトチェアに座り、湖の景色を目に焼き付けていると、手すりのうえの私の手の甲がムズムズ。

見ると美しいハエが止まって皮膚をぺろぺろ。

そういえば昨夜お風呂に入ってないから?…


覗き込んでも逃げようとしないので、その間にTG-3で近接写真に挑戦。
















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頭がデカくてフォトジェニックで可愛いな~



これってまさにインスタバエだなあ~
(私はインスタグラムをやってないけど。。。)




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キュートなヒップ!





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さあ名残惜しいが今度こそ気持ちを切り替えて、本格的に撤収だ!


テキパキと片づけて、ぎりぎりまで遊んでいたカヌーが乾くまで、もうちょっとお昼ね休憩。

ZZZ
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Photo by shu.t





なかなか帰れないねー




朝まで20組くらいあったテントはのこり5つほどに。

今日も泊まる人がいるのかもね~

いいね~

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Photo by shu.t

トンボとも仲良くなれたよねー








さていよいよ帰る時間である。
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チェックアウト時間のルールなどここには存在しないのだが我々は早く上がらないと中央道の大渋滞に嵌ってしまう。

シューちゃんは、今回惜しくも来られなかった嫁さんと息子を連れて、「来週末も来たい!」と言っている。

気持ちはわかる。


ちょいちょい来たくなる。

違う季節の違う景色も見てみたい。

まずはこの晩秋に黄金色に染まる湖畔の景色を見てみたいなあ。









しっかり乾いたカヌーを撤収し車に詰め込み、撤収準備完了。




コナツはシューちゃんの車に乗って次の場所まで行きたいという。

シューちゃんには悪いが荷物をずらしてもらって後部座席に2人の座る場所を確保してもらってご満悦。

12時半頃にようやく出発!来るときに通ったダートの林道を走って山を下った。





林道の途中で携帯電話の電波が復活。



桐生君が100m走で日本人初の9秒台を出したことや、りゅうちぇるとペコりんが我が家のすぐ近所にある式場で結婚式を挙げてたことなどつゆ知らず。

嫁さんからの安否確認の着信履歴が沢山。

おお、そうだった、なんにも連絡してなかった。すまぬー

携帯が繋がった瞬間は、ある意味魔法から解かれた瞬間だったのか?

いやいやまだまだ。

電波が届かない世界は目の前以外の情報をシャットアウトし、独自の時間に支配される。結果として美しい自然の事象に集中でき、ハイテンションや時にはセンチメンタルな気分を促しマインドがコントロールされやすくなると考える。建物で囲い下界と遮断するディズニーランドの魔法に近いが、見えてる世界が風土と季節が作り出す大自然の演出なので別格である。






轍の深いところもある林道を下る。
ナビも正しい位置を示してくれないような衛星電波の入りの悪い林道を、記憶を頼りに下った。

なんとか無事国道に復活し快適に走る。


小淵沢インターチェンジに近い道の駅にある温泉で身体をリフレッシュ。

シャンプ―や髭剃りが気持ちいい~

比較的ぬるま湯で気持ちよくってついつい長居してしまった。




シューちゃん父娘はお蕎麦を食べて帰るというが、我が家はちょっとでも渋滞を軽くすべく、先に帰らせてもらった。っていうかコナツの宿題がまだたくさん残ってるので。

ほんとにありがとうね〜
最高の思い出になったね〜



恐ろしいことに、この時すでに小仏トンネルを先頭に20km渋滞。

まだ3時前だぞ!!!



最終的には25km超になったので大月JCTから河口湖方面に向かい都留ICで降り、道志みちを経由して八王子へ向かう。

やはり、この道はほぼ空いていて早かった。でもどっちが早いんかな〜

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八王子に着いたのが18時前で、なんとか明るいうちに帰宅。


「ママ〜、キャンプ楽しかった〜」


留守番していたカイトにも後片付けを手伝ってもらい、溜まっていたコナツの宿題を手伝いながら、しばらくさっきまでいたキャンプの充実した時間の余韻にここちよく浸り(急激に現実に引き戻されながら)なんとなく憂鬱な日曜日の夜をリフレッシュした気分で乗り切ったのだった。


あーー楽しかった!!!

コナツも喜びを宿題の日記に綴りながら、キャンプの余韻に浸っているようだった。

また行こうねーー





おしまい。



帰った翌日からまた雨が降ったりと、なんとも絶妙なタイミングでキャンプができたのが本当にありがたい。まさにミラクル?

今回は少人数でフットワーク軽く、自分たちの遊びに集中できたことも新鮮だった。

勝手のわからない初めてのキャンプ場にも関わらず、思い描いていた以上の遊びや体験ができたのもこのキャンプ場の環境のすばらしさとシューちゃん父娘のお陰だ。感謝!

しかしなんでこんな素晴らしいキャンプ場が無料なのだろう。実にミステリアス!

利用させていただく人は、この環境を守り閉鎖されない為にもいつも以上のマナーと思いやりの精神で謙虚に使わせて頂き、来た時よりも綺麗にして帰って欲しいなあと切に願う。



Commented by このキャンプ場、いつ at 2017-09-14 22:59 x
この素敵な場所、時間が永遠に続いてほしいと私も切に願います。
Commented by oyakata58 at 2017-09-14 23:17
> このキャンプ場、いつさんどーもです!shu.tさんかな?
子供の頃の秘密基地を作ったみたいな貴重な体験だったね〜〜。
死ぬまでに行きたいキャンプ場リストに入るレべルだったね。お気に入りリストに追加しておこう!
Commented by Emiko_Irie at 2017-09-17 22:06
すっごく感動しました
こういう場所は
たとえば私自身がしぬまでに
行けなくてもいいので
知る人ぞ知る静かな場所でありつづけてほしいなあと思います。
あと、私はoyakata58さんの撮る写真が大好きなので写真集が出ないかなあと今日改めて思いました。ハエには。。ちょっとびっくりしましたけども笑い
Commented by oyakata58 at 2017-09-18 10:59
> Emiko_Irieさん、どーもです。
身に余るお褒めの言葉、ほんとうにありがとうございます!
このキャンプ場はちょっと検索すれば出てくるので私がいまさら内緒にしてもなんの意味もないと思うのですが、だれかが好意で管理してくれている無料のキャンプ場なので感謝の気持ちで利用していただけるなら、なるべく沢山の人に利用してもらい感動を共有できたらなあと思います。長野県ですが是非いつか行ってみてください!
写真集だなんて、恐縮です。でも日記的な写真集?(フォトアルバム)は作成しているんですよ。世界に一冊ですけど。
by oyakata58 | 2017-09-13 11:44 | カヌー | Comments(4)

何気ない日常の中に見つけた小さな幸せを綴ります


by oyakata58